山口虎南 昇段レポート
- 2023年12月26日
この度は昇段審査の機会を与えていただきありがとうございます。
僕は小学校に入学すると同時に極真空手を始めました。道場に通っていた幼馴染に誘われて見学に行き、そこでミット打ちをさせてもらったのがすごく気持ち良くてすぐに入門することを決めました。小学2年生までは少年部に通い、稽古前は早めに道場に行き仲間と遊んだり、とても楽しく稽古をしていました。小学3年生になり初めて大会に出場することになった時に、平尾支部長に勧められて一般部の稽古にも参加するようになりました。一般部の稽古は少年部よりも数段厳しく、稽古が辛いと思うこともありました。そんな中で3年生の長野支部内交流試合で型と組手の両方で優勝することができ、うれしさと同時にもっと上達したいという気持ちが強くなり、それまで以上に一生懸命に稽古に取り組むようになりました。
小学6年生から大きな大会に出場するようになり、全国にはすごい選手がたくさんいることを知りました。レベルの高さに驚きましたが、その選手たちと戦って自分の力を試してみたいという気持ちになり、できるだけ多くの大会に出場するようにしました。そのうちに大会で入賞することができるようになり、少しずつ自信もついてきました。それからは、「全国レベルの大会で優勝すること」と「黒帯になること」を二つの大きな目標にして頑張ってきました。
今回昇段審査を受けられることになりとてもうれしかったのですが、審査数日前に体調を崩してしまい審査当日も体調は万全ではありませんでした。移動稽古と型は普段の稽古の成果を出すことができ自分でも納得できる内容でしたが、10人連続組手は途中からとても苦しくなり体が思うように動きませんでした。それでも会場の皆さんの応援のおかげでなんとかやり遂げることができました。
大きな目標を一つ達成することができましたが、自分にはまだまだ足りない部分がたくさんあります。努力を続ければ自分はもっと強くなれると信じて、もう一つの目標「全国レベルの大会で優勝すること」を目指して、これからも真剣に極真空手と向き合っていきたと思います。
最後に、いつも熱心に指導してくださる平尾支部長,矢彦沢先生,江利子先生をはじめ各支部の先生方、いつも一緒に厳しい稽古をしている道場の仲間たち、稽古や大会の送迎をして支えてくれる家族、全ての人に感謝の気持ちを伝えたいです。これからもよろしくお願いします。
押忍
松本道場 山口虎南