丸山朝也 昇段レポート
- 2023年07月28日
丸山朝也
僕は極真空手を親に勧められて小学 1 年生の時に始めました。当時は強くなるために稽古に行くという意
識 はなく、楽しいから稽古に行くという日々が続きました。小学 5 年生の時に他県に引っ越すことになり、極真 空手をやめました。そして 1 年ほど過ぎた頃にまた空手がしたいと思い、引っ越した先で極真空 手を始めまし た。そこの道場での稽古は同年代の道場生がおらず大人との稽古が 多く、組手の際はとても苦戦しました。 しかし、稽古をしていくうちに強くなりたいという気持ちが強くな り、中学生になって稽古に熱心に取り組 むようになりました。高校生になり、中学生の頃よりも頻繁に筋肉 トレーニングを行うようになり、攻撃力 や防御力が上昇し、組手も以前よりも良い組手を行うことができる ようになってきました。そして、昇段審 査を受ける機会をいただき、10 人組手を意識しながら、さらに熱心に稽古に取り組み、出稽古にも いくよう になりました。出稽古では普段一緒に稽古しない方々と稽古をする ことができ、新しいコンビネーションを 覚え成長することができました。
昇段審査当日、基本稽古、移動稽古、型が終わり、とうとう 10 人組手がやってきました。始まる前は緊張 しましたがいざ始まると緊張はなくなり全力で取り組むことができました。しかし、映像を見返すと相手の 圧に押されてしまうところが多くありました。今後はこれを改善す るために稽古では積極的に前に出て、相 手の圧に負けないようにします。空手は黒帯からが本当の修行だと 先生に教わりました。なので、自分の改 善点を見つけ研究してさらに強くなれるようにしたいです。そして 、これからは黒帯という意識を持ち、後 輩の良きお手本となるように、日々精進していきます。また、技を さらに極められるように稽古をしていき たいです。他にも、空手の精神を忘れずに取り組んでいきたいです 。 この度は、昇段審査を受けるにあたり、支部長様、稽古をつけてく ださった先生方や一緒に練習した道場 生の皆様、出稽古に連れて行ってくださった先生、そして僕を支え てくれた家族、昇段審査の時に応援してくれた皆様ありがとうございました。