胸張っていきていけ!
- 2019年06月26日
自分はある小学校の通学路沿いに住んでいます。
今日の夕方、自分の車に向かって歩いていると
元道場生が学校から友達と帰宅途中。
楽しそうに3人組で歩いてこちらのほうに
向かってきます。
私は
「お、〇〇だ。久しぶりだなあ。」
と思い、
「元気にやってるか?」と声をかけようと
再会を楽しみにしました。
しかし、彼は
私をちらっと確認すると、
私に気づかないふりをして、
隠れるように、逃げるように私の前をそそくさと
歩いていきました。
彼が
道場を辞めたいといって退会したの数か月前。
彼は空手が嫌になってしまった。
空手から逃げるようにやめて行ってしまいました。
彼にやり切った感、挑戦する気持ちを
教えきれなかったのだと反省します。
道場を去っていくことは
とても残念なことではありますが、
事情もいろいろあると思うのでそれは
幾分仕方ないこと。
特に少年部は学校環境や
勉学、進学など大きな人生の分岐点があり
特に仕方ないこと。
でも、やめていくときに
逃げるように辞めさせてはいけないなと
今日、改めて思いました。
今日、私を見て、私から逃げるように
歩いて行った彼に
辛い思いをさせたなあと思いました。
辞めるといったのも彼ですが、
それまで彼に挑戦する気持ちや達成感を
味合わせてあげられなかったはがゆさ。
隠れるような人生にさせたくないと思います。
道場を辞める時に
正々堂々と先生に挨拶できる人間、
辞めなきゃいけいないけど、
たくさん得るものがありましたと
胸を張って言える道場生を
育てていかないといけないと思いました。
そういう環境をつくり、
そういう指導をしなければいけない
と思った今日でした。